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【フルーツは太るのか!?】

Published on
2022年3月8日
fgj@admin
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みんな大好きなフルーツ!!
Food Groove Japanの部会には「EAT MORE FRUIT(もっとフルーツ食べようぜ)部会」があります。
https://www.facebook.com/groups/1175694136165910

Food Groove Japan 通信 vol.4では、フルーツの機能についてFGJ食の機能性部会の高岡様に教えていただきました。
題して「フルーツは太るのか!?」
どうぞご一読ください!!

【フルーツは太るのか!?】
■フルーツの甘さ
フルーツって「甘い」イメージがありますよね。「甘い=糖分=カロリー」こういう風に考えると思います。でも「甘さ」と「カロリー」は比例していないのです。果実の糖質は「果糖」という糖質で砂糖と同じカロリーでありながら「甘味」が平均して1.5倍高いのです。
また、果糖は砂糖よりも吸収が遅く、さらに吸収された果糖は肝臓でブドウ糖に変わって体内でカロリーとして働くため、我々のエネルギー源になるまでに時差が発生し、血糖値が急上昇しにくい性質を持った糖質です。いっぱい食べてしまえばフルーツの果糖もカロリーになって、そのカロリーが余分になれば脂肪として蓄積されたり、血中脂質を高めてしまったりすることになります。

血糖値を上げにくい食品を「GI値」というので評価されているのですが、例えば食パンのGI値は95ですお米(精白米)は84、健康に良いとされる玄米は56、バナナは55、りんごは36、イチゴは29、こんにゃくは24と、フルーツってかなり優秀だったりします。適度のフルーツは、例えば砂糖を使ったデザート(ショートケーキは82)と比較したら圧倒的に「罪」では無いのです。

■フルーツの栄養
フルーツの良さは「甘さ」だけではありませんよね。
フルーツの種類によって栄養は大きく異なりますが「食物繊維」を補うことができます。ビタミンCが豊富なものが多いです。
オレンジ色のフルーツにはカロテノイドで目に良いβカロテンや、肺がんや食道がん、子宮頸がんのリスクを下げるβクリプトキサンチンが含まれています。
ブルーベリーには目に良いポリフェノールのアントシアニジンが、バナナには腸の善玉菌が喜ぶオリゴ糖が。
そして、加熱せずに生で食べるフルーツからは「酵素」を補えるのも身体に良いですね。

■まとめ
結論、フルーツは太りにくい甘味を持った、美容&健康食材です。
でも、どんな食品でも「食べ過ぎ」はNGですので気を付けてください。

[文 食の機能性部会:高岡、 広報:大内]