社会人なら知っておくべき食事のシーンでのマナーを学ぶ講座の6月・7月実施レポートです。
本講座では、和の空間での立ち振る舞いや「これだけは押さえておきたい箸づかい」「美しく食べよう」などをポイントに学んでいただきました。
では、今回の参加者の感想をお伝えしたいと思います。
■F様(女性)の感想
マナーには日本人が大切にしてきた先人たちの理にかなった知恵と思いやりを見ることができると思います。
それとなく自然で流れるような動きは周りの人を思いやる心から出てきているのだと気づきました。
私たちが受け継いで行きたい美学、文化ともいえるのではないでしょうか。日常の生活の中で実践しつつ気づきを生かしていくことができるでしょう。
海外の方にはバックグラウンドを説明できると理解も深まると思いました。
茶寮一松の女将にはとても分かりやすく教えていただきました。ありがとうございました。
<本日の気付き>
・マナーは周りの人を思いやる心からきている 流れを妨げない 自然な動き 臨機応変
・こぼさないように 器を持ち上げて
・料亭(待合、日本料理、芸者)
・お箸:ハレとケ 三手で取り 先3センチくらいまの使用
・日本文化は言霊
■N様(男性)の感想
全然知らなかった事や認識が間違っていたこと、なんとなくわかったつもりだったけど理由や背景を知らなかった事等がたくさんあり大変勉強になりました。
所作の美しさは一緒にいる相手に対して良い印象を与えるだけではなく、料理を提供して下さる方への敬意を払う上でもとても大切ですね。
そして、そういった知識を持つことにより、同じ食事を摂っても得られる情報量が違うので、自身の人生も豊かになると思いました!
■部会長の感想
毎回思うのが、「日本の文化って素晴らしいなあ」と。
お箸について知るだけでも、そこに日本の文化をしっかりと知ることができます。
「社会人なら知っておくべき・・・」とタイトルをつけましたが、「日本人なら・・・」とタイトルをつけるべきだったかなあと思ってます(笑)
これからも定期的におこなっていきますので、良きタイミングでご参加ください。
■会場のご紹介
茶寮一松
https://www.ichimatsu.co.jp/
東京都台東区雷門1丁目15−1
浅草で唯一の木造建築の料亭で2021年10月に建造物の有形文化財に登録されました。随所に銘木や彫刻を飾る数寄屋意匠の料亭建築の素晴らしさも楽しんでいただけます。