STORY of FOOD GROOVE JAPAN

ストーリー

STORY of FOOD GROOVE JAPAN

ストーリー

FOOD GROOVE JAPAN

日本には、四季折々の自然とともに育まれた、 豊かな食材と、食の歴史があります。そしてその中でも、独自のこだわりを持って究極に美味しいものを作り続けている生産者が全国各地に存在します。

一方で私たち消費者は、食材がどこで、どのように作られたのかを実感する機会がほとんどありません。各地に点在する、究極の食材をこれからも守っていくためには、生産者と消費者、そしてそのつなぎ役である飲食店が face to face でつながり、お互いに切磋琢磨していく必要があると考えています。

その原点にあるのが「おいしい!」というシンプルな感動です。

私たちはこれまで、“心震える食体験”をテーマに、首都圏近郊の生産者訪問ツアーや、都内での試食イベント、牧場体験など、コロナ禍のなかで少しでも生産者の声を届ける活動を続けてきました。

コロナ禍が落ち着いた暁には、現在構想中の生産者に会いに行くマッチングサービスや生産者と消費者をつなぐ取り組みを幅広く展開し、より濃密な究極の食体験を提供、また食を起点とした地方創生、関係人口の創出にも取り組んでまいります。

FOOD GROOVE JAPANの歩み​

地域とのかかわりスタート

新橋の飲食店で社長兼シェフとして10年。地方創生と食育活動を2016年8月から現在まで取り組んで参りました。

全国の自治体と手を組み、たくさんの地域生産品や生産者の素晴らしい商品をサラリーマンの聖地から発信しております。 目的は少しでも地域の素晴らしい商品が首都圏のお客様の手元に届き、喜んでいただけることによって食を通して地域の活性化に貢献できると思ったからです。

ちなみに私は新橋を中心に大小含めて飲食店を運営しております。
(2022年1月段階で30店舗)

この強みを活かすのも地域貢献が目的でした。

情報の単一化と分断

課題が伝わっていないという事はすなわち情報自体が受け手に届いていないからではないかというシンプルな答えが出ました。

一例として情報分断として食のバトンリレーがあげられます。

生産者・加工業者・卸業者・飲食店・消費者と商品は流れていきます。商品情報はとても大切で、エンドユーザーに届ける必要性があると思います。

商品の知識だけではなく生産者の取り組む想いも伝えたいと感じております。根性論や情熱に心動かされているのではなく、どのようにしたら消費者は喜んでくれるのかと考え商品を作っていることもゴールまで伝えなくてはならないといけないような気がします。

なぜならそれを知らないことで正当な価値を伝えられていないことも多いからです。それが中間のバトンをつなぐところで分断され、エンドユーザーまでに届かないのは本当に寂しいことです。

また、最近ではオーガニックやグルテンフリー、又は遺伝子組み換え、農薬など食の安全というテーマだけでも矛盾が多く生まれます。無農薬と農薬・グルテンフリーとグルテン どちらもお互いの情報が理解したうえで消費者は商品を選べ正しい選択肢の幅をもつことが大切だと思っております。片寄った情報では判断をするのが難しいからです。

知らないという未熟さと課題の多さに疑問

2016年8月から宮城県との取り組みをスタートし2020年3月まで市町村を含めると20か所以上の県市町村と生産者の販路拡大の出口として取り組んできました。(2020年3月以降コロナが終息するまで取り組みは延期)

その数年の中でたくさんの経験をさせていただきました。料理人としての知識の向上はいうまでもなく日に日に蓄積され、日々勉強する時間でしたが、その中で多くの課題に気がつきました。

それは

  1. 食に携わる我々プロが知らないことが多すぎること
  2. 食の課題が多すぎること
  3. 個人や団体が食の発信を行っているがカテゴリーがせまいこと
  4. 生産者と消費者がつながっていないこと
  5. これらを解決していく手段がなかなか広まっていないこと


沢山の方がこれらを解決するために奮闘し、発信していることも理解しておりますが、まだまだ問題点は多くあると感じております。

私が望むこと

食の情報分断が少しずつでも解決できれば、日本の食に関わる人全員が豊かになると信じています。

そのためには

  • 生産加工業者には想いの詰まった的確な情報を。
  • 卸し業者には流通の中に生産加工業者の想いのバトンリレーを。
  • 飲食、物販関係者はアンカーとしてエンドユーザーに全ての情報を。
  • 消費者は的確な商品選択を。


これらを形にするには、沢山の食に携わる方のお力添えを頂き、初めて日本の食文化を盛り上げることができるのではないかととらえております。

食の発信者は沢山います。食を愛する人も沢山います。日本全国のあらゆる『食の盛りあげ隊』が手を組み広げていくことで沢山の食の情報が行き届くようになります。

私たちはそのプラットフォームになっていこうと思います。
素敵な発信を是非一緒に行っていただきたいです。素晴らしい商品を発信していただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

FOOD GROOVE JAPANが目指すもの

私たちが目指すもの。
それは誰かに頼らず皆が力を合わせ楽しく課題解決をしていくことです。
誰もが感じている生産者を応援したい気持ちや良い食べ物を広める活動をもっと多くの仲間で取り組んでいきたいと願っております。
食の環境のジャンルにとらわれず楽しみを通して食のユートピアを作り上げることができれば幸いです
皆様のご参加を楽しみにしております。