
開催期間
予約
開催場所
日本橋兜町15−6 製粉会館ビル 地下1階, 中央区, 東京都, 103-0026
イベントタイプ
映画上映会『タネは誰のもの?』
FOOD GROOVE JAPANでは、食を学び、考えるきっかけとして、食に関する映画上映会を定期的に開催しています。今回はドキュメンタリー映画『タネは誰のもの?』(https://kiroku-bito.com/tanedare/)を上映します。
この映画は、2020年に国会で可決された「種苗法改正」をめぐって、全国の農家や専門家たちの声を通じて、“タネの権利”や“食の自由”について問いかける作品です。
その2年前、2018年に主要農作物種子法が廃止されました。 国民の食糧確保に不可欠であるコメ、麦、大豆の優良な種子を公共財として守っていたこの法律もなくなって、日本の食料生産はどうなっているのか、生産者のリアルを知り、生産を応援するための映画です。北海道から沖縄まで、実際の農業現場を取材し、農家が守り継いできた自家採種の営みや、それに対する法改正の影響をリアルに描いています。
私たちが毎日当たり前のように口にする「食べもの」の根っこにある、大切な問題を知る機会になるはずです。
■日時:4月27日(日)11:30〜12:30
■会費:1,500円
■場所:米と魚 さかなさま 日本橋茅場町店
■ランチ(希望者のみ):上映後、おにぎりランチをご用意します(+800円)
上映後には、おいしいおにぎりを囲みながら、感じたことを共有できる時間も設けます。
どなたでもご参加いただけます。未来の「食」について、一緒に考えてみませんか?
種苗法とは? 種苗法は、開発された農作物の品種(タネや苗)を保護する法律です。2020年の改正で、登録品種の自家増殖(タネを自分で採って翌年使うこと)が原則禁止となり、育成者の許可が必要になりました。これは、日本の優良品種が海外に無断流出することを防ぎ、育成者の権利を守ることが目的です。一方で、農家には手続きやコストの負担が増え、地域に根ざした在来種の保存や食の多様性が損なわれる可能性も指摘されています。 |