
開催期間
予約
開催場所
日本橋兜町15−6 製粉会館ビル 地下1階, 中央区, 東京都, 103-0026
イベントタイプ
主催:おにのわ:鬼塚和子/FOOD GROOVE JAPAN(共催)
2025年4月20日(日)14時30分~
今回のワークショップでは、美しくなる「美肌パック」と「腸活シェイク」を作ります。使用するのは、すべて「食べられる安心・安全な材料」を使います。これらは、肌に塗ることで美しさを引き出し、食べることで美容と健康に効果をもたらします。
酒粕が持つ美容・健康成分とその働きについて、プロジェクターを使って詳しく解説します。なぜこのレシピが効果的なのかを理解し、日々の生活に取り入れていただける内容をお届けします。
■酒粕の特徴と効果
酒粕は、日本酒の製造過程で得られる貴重な成分です。日本酒は、その土地の水、大切に作られた酒米、杜氏の仕込んだ米麹、蔵に住み着いている常在菌、杜氏の職人技によって発酵させて作られます。その中で溶け込まなかった成分、いわば日本酒の分身ともいえるのが酒粕なのです。発酵食品である酒粕は、肌につけても食べても肌や健康に多くの効果をもたらします。お米と麹菌と発酵によって、素晴らしい成分が生まれています。その成分と働きを簡単に紹介します。
美肌効果
- セラミド:バリア機能の改善など
- α-EG: 保湿効果(270分の持続)など
- コウジ酸: 美白効果など
- その他、アルブチン、フェルラ酸など
健康効果
- セラミド: バリア機能の改善など
- α-EG:真皮層のコラーゲン密度を増加など
- フェルラ酸: アルツハイマーの進行抑制など
- その他、レジスタントプロテイン/スターチなど
詳しくは、こちらのコラムでもご紹介していますので、ご興味ある方はぜひご覧ください!
https://foodgroovejapan.com/chairman-colum/2985/ https://foodgroovejapan.com/fgj-colum/3030/
■ワークショップ内容
今回のワークショップでは、酒粕をそのままでは使えないため、食品でもあり、肌に対する効果もある成分を使って、さらに美肌の効果を、健康の効果を高める酒粕パックと酒粕ペーストを作ります。この酒粕ペーストを使ってオリジナルシェイクを作りもお教えします。
今回は1716年に創業された歴史ある来福酒造さんのアイガモ農法による「完全無農薬/無化学肥料」で作られた「いのちの壱」という食用米を使用して作られた笑鴨という日本酒の酒粕をご用意させて頂きました。しかも、公表はしていませんがほとんど磨かずに日本酒を作ったと聞いています。磨きが少ない分NMFとして肌で働くアミノ酸が豊富に含まれているはずなので、美肌効果も高いと予想されます。また、お酒の酵母には、ベゴニアの花酵母が使われていますので、香りも華やかです。
これほどまでのすごいこだわりで作られた笑鴨の分身である酒粕をご用意できるのは、共催のおにのわ:鬼塚和子さんのおかげです。
■使用材料
- 来福酒造: 無農薬合鴨農法の日本酒:笑鴨の酒粕
- 蜂蜜: ヨーロッパ産生蜂蜜(予定)
- ビートオリゴ糖: 甜菜由来のオリゴ糖
- イヌリン: チコリ由来の水溶性食物繊維
その他の化粧品としても使える食べれる美容健康成分は、参加した人にお教えします。これらを使って、美肌パックやシェイク、甘酒、味噌漬け、チーズケーキにも応用できる酒粕腸活ペーストを作ります。
■ワークショップ詳細
講師:FOOD GROOVE JAPAN 食の栄養・機能性アドバイザー
タカオカ(サプリメントと化粧品の企画開発製造に30年携わる)
持参していただくもの
エプロン(または汚れても良い服装)
こちらでご用意するもの
持ち帰り用容器、化粧品用ジャー容器、保冷剤、フリーザーパック、紙袋
さらに笑鴨の試飲もご用意しています。
このワークショップで、酒粕の美容効果と健康効果を学び、実際に美肌パック&ペーストを作りながら楽しんでください。
開催日:2025年4月20日(日)
時 間:14時30分~16時00分(受付開始14時15分)
定 員:16名 ※最少催行人数8名
参加費:FGJ会員3,800円/一般4,000円/
場 所:米と魚 さかなさま 日本橋茅場町店
東京都中央区日本橋兜町15-6 製粉会館ビル 地下1階
お支払い方法:当日現金にてお支払いをお願いします。
申し込み締切:4月15日(火)
キャンセルポリシー:当日 100% 前日 80%
■オープンチャットへのご参加のお願い
今回のワークショップでは、みなさんへの情報の発信や共有などのコミュニケーションツールとしてLINEオープンチャットを活用させて頂きます。QRコードからご参加ください。
オープンチャットは承認制にさせて頂いております。参加者の方には「申込み時のお生をご記入ください」という質問が出ますので、申込み時のお名前をご記入ください。確認が取れ次第承認させて頂きます。
オープンチャットお申込みはこちらから→
■主催者の紹介
ちょうど一年前の2024年4月20日、四国旅行中に山で足を滑らせ滑落し、左足、骨盤、右手人差し指、背骨の骨折、脊髄損傷を負い、医師からは「歩けなくなるかもしれない」「立ち仕事は諦めて」と告げられました。しかし、手術、入院、リハビリを経て、麻痺や痺れが残っているものの、今の自分にできること、やりたいことは…行き着いたのは繋がりのある信念をもって本当に良いものを作っている生産者の方々のお役に立ちたいという思いから、今年2月に間借りで飲食店「おにのわ」をスタートしました。
お店では、料亭のような高級料理ではないものの、安心してお召し上がりいただける、素材を活かした手作りの料理を提供しています。身体にも地球にも優しいごはんを、少しでも多くの方に召し上がっていただきたい。そして、食を通して生産者さんたちの想いや努力を少しでもお伝えできればと思っています。
来福酒造さんとの繋がり
来福の社長さんと初めて出会ったのは2012年に上野で開催された来福酒造の日本酒の会でした。その5年後、2017年に茨城のアイガモ農法 米でつくられた純米酒「笑鴨」とお酒の持ち寄り会で出逢い、そのお酒は来福酒造さんで仕込まれていることを知ります。
以降、アイガモ農法の農家さんのお手伝いをしながら、今は、笑鴨の窓口担当をしています。
今日、お持ちした酒粕は、その笑鴨の酒粕です。酒米はアイガモ農法栽培の無農薬米、酵母はベゴニアの花酵母を使っています。
おにのわ 代表 鬼塚和子
FOOD GROOVE JAPANは、食を通じて地域とつながり、食の文化を発展させる会員制コミュニティです。生産者と消費者が直接つながるプラットフォームを提供し、地方応援や食育活動を通じて地域活性化を目指しています。
このコミュニティでは、以下のような活動が行われています:
食体験: 米作りや野菜作り、船釣りなどの体験を通じて食の楽しさを学びます。
地域応援: 生産者を直接応援し、地産地消を推進します。
食育活動: 食の塾やワークショップを通じて、食の知識を深めます。
地方創生:地域の活性化を目的とし、生産者や自治体と協力して地域の魅力を発信しています
FOOD GROOVE JAPANは、食を通じて多くの人々がつながり、地域の魅力を発信する場を提供していきます。皆さんとも是非繋がりましょう。
FOOD GROOVE JAPAN 代表 鈴木基次