イネ科が、人をつなぐ ―「つなぐイネ科の会」第1回に参加しました
2026年10月22日(木)、千葉県船橋市豊富町の飯島農園さんで、「つなぐイネ科の会」の第1回が開かれ、FOOD GROOVE JAPANのスタッフがお手伝いとして参加しました。
■ 「つなぐイネ科の会」とは
「稲で人はつながっている。稲がなければ、人は生きていけない」
飯島さんは、こう話していました。
イネ科の植物には、日本の主食の米のほか、パンやうどんになる小麦、ビールや麦茶になる大麦、トウモロコシ、アワやヒエといった雑穀などがあります。世界の人々の食事の多くを支えているのが、このイネ科の作物です。
この会は、私たちの命を支えてきたイネ科の植物をきっかけに、畑で体験しながら、人と人、人と食がつながる場として始まりました。これから定期的に開かれる予定です。

■ 第1回は、落花生「おおまさり」の収穫
第1回の今回は、参加者の皆さんと一緒に、落花生の「おおまさり」を収穫しました。おおまさりは、ふつうの落花生よりひと回り大きく、ゆでて食べるのがおすすめの品種です。
土から株を引き抜くと、ころころと実がついてきます。落花生は、花が咲いたあと、花の付け根から伸びた柄が土にもぐり、その先に実ができます。畑で実際に見てみると、名前の由来がよくわかりました。
畑には、台風25号の影響で、まだ水が引いていない場所もありました。そのなかで一株ずつ土から引き抜いていく作業は、天気と向き合いながら作物を育てる農家さんの毎日を、ほんの少しだけ体験させてもらう時間でした。

■ 農家さんから直接聞いた話
飯島さんからは、「同じ畑で続けて作ると、さつまいもに身のしまりが出て、おいしくなる」というお話を伺いました。
また、農園では、肥料を入れずに、もみ殻と木のチップで土を育てる「菌ちゃん農法」に取り組んでいる方もいらっしゃいます。もみ殻は、稲の実を包んでいる殻です。土の中の菌が、空気中の窒素を植物の養分に変え、野菜が育つ力を支えているそうです。

■ 「体験すると、食べ物がいとおしくなる」
会の中で心に残ったのは、「体験すると、食べ物がいとおしくなる」という言葉です。
手間をかけて育てられる様子を自分の目で見て、自分の手で収穫すると、同じ一粒でも、ずっとおいしく、大切に感じられます。

FOOD GROOVE JAPANは、生産者と、食べる人や企業をつなぎ、「心ふるえる食体験」を届けることを目指しています。「稲が人をつなぐ」という飯島さんの言葉は、私たちが大切にしていることそのものでした。
これからも、生産者さんの現場に足を運び、そこで知ったことを皆さんにお届けしていきます。
■ 生産者さんの話をもっと知りたい方へ
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